里帰りなしで本当に大丈夫かな
夫婦二人だけで新生児を育てられるか不安…
里帰りしないことも決めたものの、不安な気持ちを抱えながら出産を迎える方も多いのではないでしょうか。
わが家も
- 両親が仕事をしていたこと
- 妹が在宅で仕事をしていたこと
- 実家が一軒家で、階をまたいだ移動が多かったこと
- 夫が育休を取得したこと
を理由に、里帰りしないことを決断しました。
「里帰りしないの!?」と驚かれるたびに、里帰りなしは少数派なのか…と自分たちの決断に不安を感じながら出産を迎えました。そして、さまざまなトラブルはありつつも、里帰りなしで新生児期を夫婦二人で乗り切りました。
この記事では、実際の1日のスケジュールと夫婦の役割分担、そして里帰りなしを選択してよかったこと・大変だったことを私の経験から紹介します。「里帰りなしの新生児育児ってどんな感じかな」と不安な方に、少しでもリアルなイメージを持ってもらえたら嬉しいです。
事前の準備が大事だよ
わが家のスペック紹介
まず、わが家の基本情報をお伝えします。
- 妻:専業主婦、初産
- 夫:出産予定日より育休取得
- 育児スタイル:母乳よりの混合育児
- お互いの実家:車で1時間程度の距離
お互いの実家が近すぎず遠すぎない距離だったので、困ったときに来てもらいやすい環境ではありました。ただ、毎日頼れるわけではないので、基本的には夫婦二人で回す前提でスケジュールを組んでいました。
実際の1日のスケジュールはこちらです。

新生児期の授乳・おむつ替えは基本的に3時間おきで、夜中も続きます。このスケジュールを見ると「妻が正午に起きて4時に寝る」という昼夜逆転の生活リズムになっていますが、これには理由があります。次の項目で詳しく説明します。
夫と妻、それぞれの役割分担
新生児期にわが家が一番大切にしたのは、共倒れを防ぐことでした。ふたりで頑張ることで、ふたりとも倒れてしまっては元も子もない。そこで、役割を完全に分けることでお互いにしっかり休息が取れるようにしました。
分担を決めるときに参考にしたのが、お互いの睡眠の特性です。夫はもともと昼寝をしないタイプで、明るい時間帯に眠るのが苦手。そこで夫は夜にしっかり休息を取る担当に。反対に私は昼寝が得意なタイプだったので、夜中の授乳を担当しながら昼間に睡眠を補う形にしました。
結果として、
- 夫→家事、日中の育児(授乳以外)
- 妻→授乳、夜中のおむつ替え
を担当するという役割分担が自然と出来上がりました。
「どちらかだけが頑張る」ではなく、「得意な時間帯にそれぞれが動く」というシフト制にしたことが、新生児期を乗り切れた一番の理由だと思っています。
夜間の授乳・おむつ替えはどう乗り切ったか
とはいっても、4時に寝て12時に起きる生活は想像できないと思います。
しかも、睡眠時間が昼夜逆転してるだけでなく、母乳をあげることは私にしかできないため、結果的には夜中も含めて3時間ごとの授乳を1日中していました。そのため、私はスケジュール通りにまとまった睡眠を取ることはできず、授乳と授乳の間に細切れで寝だめていく感じでした。
それでも乗り切れたのは、事前に役割分担を決めていたからです。午前中は夫の担当と決めていたので、「今は自分は何もしなくていい」と割り切って、授乳の瞬間だけ起きてあとは眠ることができました。担当外の時間に罪悪感なく休めたのは、分担を明確にしておいてよかったと感じた点です。
また、夜中は娘の生活リズムをつけるために部屋を暗くしていたので、授乳が終わったらそのまま自分も眠るようにしていました。まとまって寝ることはできないものの、睡眠時間の確保は意外とできていました。
2週間くらいは座るのでさえ辛くて、授乳とおむつ替えで精いっぱいだった…
夫が家事をほぼ全部担ってくれた話
そして、わが家では新生児期の家事はすべて夫に任せていました。
これは突然お願いしたわけではなく、妊娠中から準備していたことです。妊娠中に市区町村の面談があり、助産師さんから「産後は家事をやらないように」とはっきり言われたことが大きかったです。その話を夫にそのまま伝えて、産後の家事は任せることを事前にお願いしていました。
また、妊娠中に二人で両親学級に参加したことで、産後の休息がいかに大切かを夫自身が理解してくれていました。「やってもらう」というより、夫が必要性を納得した上で動いてくれたので、お互いにストレスなく分担できたと思っています。
もちろん、それまでは専業主婦の私が家事の大半を行っていたので、最初からすべてできたわけではありません。出産前から少しずつ家事のやり方を一緒に確認して、夫のできることを増やしていきました。事前に共有しておいたことで、産後すぐにスムーズに動いてもらえたのはよかったです。
なんでもお任せあれ!
里帰りなしでよかったこと・大変だったこと
最後に、私が感じた里帰りなしでよかったことと、大変だったことをまとめました。
よかったこと
一番よかったのは、最初から自宅で育児ができたことです。準備の段階から自宅での生活をイメージすればよく、環境の変化がない分、新しい生活リズムに早く慣れることができました。娘にとっても変化がなかったことはよかったと思っています。
それから、夫の育児力が格段に上がったことも大きかったです。手助けがない分、二人でやるしかない場面が多く、おむつ替え・ミルクづくり・沐浴など、早い段階で一通りこなせるようになってくれました。誰かに頼れる環境だったら、ここまで早くはできなかったと思います。
大きな移動がなかったのも良かった
大変だったこと
しかし、退院直後の2日間はとにかく大変でした。
入院中に私はある程度育児に慣れていましたが、夫は直接指導してもらう機会がなく、おむつ替え・ミルクづくり・沐浴など私が教えるしかない状況でした。
私は体の痛みを我慢しつつ教えなければならない。夫は慣れない家事をこなしつつ育児をしなくてはならない。お互いがいっぱいいっぱいになり、退院2日目の夜中に「これなら実家に行けばよかった」と二人で泣きながら喧嘩しました。この時期だけでも誰かに泊まり込みで来てもらえばよかったと、今でも思います。
また、家事の負担が夫に集中しやすいのも里帰りなしの難しさです。わが家では冷凍の作り置きをたくさん用意しておくことで、退院後の料理の負担を少しでも減らすようにしました。
里帰りなしを考えている方へ
わが家は、結果的には里帰りなしで乗り切ることはできましたが、最初の1週間だけは誰かに泊まり込みで助けてもらえばよかったと思っています。
「夫婦二人で頑張ろう」という気持ちは大切ですが、二人だけで抱え込む必要はありません。自分のためにも、夫のためにも、頼れるときは頼ることが大切だと身をもって感じました。
人生で一番つらい2日間だったよ…
親や親族に頼めない事情があれば、友人や産後ケアのヘルパーを利用するという選択肢もあります。「甘えている」と思わなくて大丈夫です。使えるサポートは積極的に使いながら、まずは夫婦どちらも倒れないことを最優先に考えてほしいと思います。
里帰りなしを考えている方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。